
新鮮な水と食べ物、富士山の麓の大自然の中のドッグランは約500坪。
四季折々を感じながら、桜の木の下でお昼寝をして、雪の中を走り、仲間達と一緒に過ごした時間は幸せだったかは、写真の表情から想像してください。
犬生の大半を施設内で過ごしたランは、ラブアニマルの象徴のような犬でした。
そして、一番の甘ったれでした。



いつも一緒にいた風花がいなくなり、ひとりぼっちになった後も、代表夫婦との外のお散歩を楽しみ、日々の生活を楽しんでいました。
数ヶ月前に、突然の病気が現れて、みるみるうちに悪化しました。それから約2ヶ月。永遠の命はありませんが、あまりの進行の速さに、呆然とするばかりです。
18歳。大型犬としては充分に寿命です。それでも、もうそこにランがいないことを受け入れるには、時間がかかりそうです。


そして、約25年間のラブアニマルの歴史も、いよいよ幕を閉じることになりました。
多くのボランティアさんたちに支えられながら、代表中田が最初の一頭から、最後の一頭まで看取ったラブアニマルの施設は、完全に閉鎖となります。
約25年間、1日の休みもなく、いかなるときにも犬たちを守り抜いた代表への敬意を、ブログの管理人とボランティア達から送ります。
そして、今までお手伝いいただいた方々への御礼を、ラブアニマル代表、中田加寿子から申し上げます。
出会った全ての犬たち、ここに来てくれてありがとう。